3流文系私大卒が外資系マーケティングへ転職する方法

意識不明の重体系の人がいっちょ前に講釈たれます

土方乙とか笑うな

今日は、外資系の話をやめて、メーカ、特に工場勤務について書きたいと思います。

 

暇にあかして東洋経済さんのオンラインを見ておりましたら、下記のような記事がありました。

 

新入社員に優しい「ホワイト企業」トップ300

(引用元:http://toyokeizai.net/articles/-/33957?page=2

 

これご覧いただくとわかると思いますが、いかに製造業でホワイトが多いかわかると思います。

 

メーカにしか勤務したことがない者の視点で申し上げますと、下記の理由が考えられます。

 

1)昨日も書いたとおり、比較的数字に甘い

2)グループの親元がでかく、安心経営(以前東ソーさんを取り上げましたが、当該ランキング1位で緑会グループですね)

3)工場勤務は、超絶ホワイト待遇(基本8:00-17:00)

4)やはり日本は製造立国で、製品自体に強みがあり、売るのが楽

 

こんなもんだと思います。

特に1)と4)はダイレクトに結びつくファクターだと思いますね。

 

よく、合コンとかで「工場勤務です(一部上場の」とかいっても女性陣からは

「へー、すごーい(棒」で返される率90%超(俺調べ)で不遇なイメージがありますが、実態は超絶ホワイトです。

 

基本的に、工場は当然、製造、開発、保全、調達がメインの職種ですが、個人的にホワイト順で並べると、下記の通りになります。

 

1)保全

2)調達(文系可)

3)製造(生産管理含む)

--------------------------------超えられない壁------------------

4)開発

 

 まあ、保全さん(工場メンテナンス係)はデイリーで見たら、ぶっちぎりのホワイトです。

だって、基本的に通りに開発し、QCの行き届いた製品群を使用する限り

基本的に、プラント(工場)は止まりません。

 よしんば、なんかあったとしても下請けさんに「やっといて」の一言で終わりです。午後6時になったら基本的にみんな帰っちゃいます。

 但し、一度事故が起きようもんなら、針のむしろに石抱状態の詰めが待ってますが。

 

 2位の調達も、工場には珍しく文系可の職種です。

基本的にはベンダーをいじめるお仕事です。

「え、安くできないの。じゃ、他にするわ」

「え、納期そんなにかかんの。じゃ、他にするわ」

「え、特注対応無理?あ、その試験出来ないんだふーん、じゃ、h(略」

といっておけば基本的におkです。

 

但し、工場サイドのわがままとの折衝に一番手腕が問われる職種であります。

(ベンダーとの折衝は上記のように、買い手市場ですので、以外楽です)

 

但し、大規模プラント立ち上げとかで、アイテム点数多いと納期と価格コントロールが無理ゲーになりやすいのが難点です。

 

 3位の製造さんは若干厳しいです。とゆーのも、ある日突然、需要が急増して製造が追いつかなくなると3勤交代制は当然のことながら、納期遵守率とか改善提案(これは他の職種にも当てはまりますが)とか数値目標が意外に多いんですね。

 

 4位の開発さんは、選ばれしものが行けるエリート職種です。ここでの新規開発如何によって企業の浮き沈みが左右されると思って間違いありません。

そのため、会社泊まり込みは当たり前、で苦心した挙句新規プロセスを設計サイドに提案したら「できね」と「無理」といって聞かない人たちの説得に一苦労です。

文字通り昼も夜もない24/7状態です。

 あと、青色LEDの件とか見たらわかりますが、会社のリソースで開発したんだから、基本的に特許は会社のモンね、というのがありがちです。

 

 但し、転職には超絶強いです。選ばれしエリートということを自覚して実績出したら、高給で雇ってくれる外資系にとっとと乗り換えをおすすめします。

 

 よく、ネット界隈を見渡して、工場勤務とかいうと、心ない人は「土方乙www」とか言ってますけど、全然そんなことないですからね。

 

 私から見たら、投資マンションとか保険とか売ってて、数字上がんねーと言ってる方が、まあ、あれですわ。

 

 ほんとに工場勤務で辛いのは、孫受け級以下の外注さん(協力企業)が辛いんですよね・・・

 

 まあ、何が言いたいかというと、製造業に正社員として入社するのは、人生設計において鉄板ですよとゆーことです。

 

 

 

 

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