死のブラック業界 半導体

今回は打って変わって、エクストリーム業界の最筆頭である半導体業界を取り上げてみたいと思います。

冒頭で取り上げたホワイトで取り上げた、東京エレクトロンさんとか大日本スクリーンさんはこの業界で最強かつ最凶を誇る企業さんであります。

いや、こっち側に就職できればいいんですよ。なんせどこにも比肩しない最大手ですから。

でもですね、これベンダーサイドからみたら罰ゲーム級に厳しい会社です。

前の前の前の会社で取引していましたけど、担当になった日にゃあ

＼(^o^)／ｵﾜﾀと皆さん両手を挙げて泣きを入れてました。

いろんな業界残酷物語がありますが、一番印象的だったのは、うちが機器を納入していた取引先さんもここ向けの装置作ってたんですが下記のような話はあるんですよ。

客「いやー、オタクもあそこと直取引してんの(＇∞＇)y─┛~~」

俺「してますよお。あそこさん、結構品質に厳しくて、向こうの品証がかちこんできたりするみたいですよ( ´⊿`)y-~~」

客「あー、やっぱり。いやあおれも去年、担当してた時よく呼び出されたよ。朝の四時に。東北まで。」

俺「( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ」

客「え、よくなーい？そーゆーこと」

俺「いや、あんまそーゆー話聞いたことないっすけど」

客「あ、そう。まあ、ホント死にそうになっちゃうよね、あの業界相手してるとｗｗｗつーかまあ、俺呼び出してた担当はマジで過労で死んじゃったけどねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

俺

　 。　。
　 / ／ ﾎﾟｰﾝ！
( Д )

まあ、こんな感じです。こんな事やってたらそりゃ心筋梗塞もおこすわな。

あと、この業界は基本的に博打です。最大限に投資して、最短で資本償却してどんどん設備をビルドアップするのですが、大陸系との競争も激しく、プロセス・ルールの進捗を見誤ると、一発で莫大な資本投下がパーになりがちです。

そのため、うまく波に乗るとウハウハなバブル状態ですが、トチるとその年の目標達成が無理ゲーになります。

まあ、ソルジャー体質なかたにはお勧めな業界です。